「ブルーオーシャンドームってどんな展示があるの?」
「子供と一緒でも楽しめる?」
そんな疑問を解決するために、本記事ではブルーオーシャンドーム(BLUE OCEANDOM)の見どころや体験内容、子供連れにおすすめの楽しみ方を紹介します。
ブルーオーシャンドームとは?

全体としては海をテーマとしています。
海洋資源の活用や生態系の保護、環境保護について学べるパビリオンです。
ブルーオーシャンドームは予約が必要?
ブルーオーシャンドームは完全予約制です。
事前予約もしくは当日予約で枠を確保する必要があります。
3歳以下に関して特に記載はないようですが、筆者は大人の枠のみで3歳以下の子供も一緒に問題なく入れました。
人気がすごく高いパビリオンではないようなので、当日枠でキャンセルによる空き枠がしばしば見られ、比較的当日枠の予約は取りやすい方かと思います。
ブルーオーシャンドームの見どころ
建築
ブルーオーシャンドームは3つのドームから成ります。
竹を用いたドームA、カーボンファイバーを用いたドームB、紙管を用いたドームCの3つで、軽量かつ再利用可能な建築となっていて、万博終了後もゴミにならないよう、移設して使用される予定になっているようです。


ドームA 循環
入館してまず、こちらのドームに入ります。
ドーム中央に水を用いた大きな展示がされています。
静止画で分かりにくいですが。
壁のない真っ白な坂の面を透明な水が零れ落ちることなく流れていき、一番下まで流れると、また上まで戻って再度流れています。


雨が降り、山、川を通って海に流れ、再び蒸発して雨になるという自然の水の循環を表現しているようです。
静かに水滴が坂を下っていき、零れ落ちることなくなめらかに流れていく様は見たことのない美しい水の動きで、子供も大人もじっと見入ってしまいます。
筆者の子供は夢中になってなかなか展示から離れられませんでした。
ドームB 海洋

ブルーオーシャンドームのメインの一番大きなドームで、大きなスクリーンで美しい映像を体験できます。
生き物の誕生、海洋生物の美しさ、そしてプラスチックごみによって侵されていくさま…



言葉で説明がされるわけではありませんでしたが、美しい海の姿が侵されていく映像は想像を超えて非常にインパクトがありました。

ドームC 叡智

最後のドームでは海に関する様々な展示がされています。
書籍や未来の手指消毒ディスペンサー、「海と山の超純水」といった興味深いものが数々ありました。
「海と山の超純水」は料理研究家・土井善晴さんによるスープで、海の塩と山の水を用いた塩水だそうです。
540円ととっても高かったので購入はしませんでしたが…飲んでみたかったです。
このドームを抜けると出口になります。
ブルーオーシャンドームは子供におすすめか?
事前に情報収集をしておらず、当日枠がたまたま取れてしまったので思いがけず入れたブルーオーシャンドームでしたが、結果的には非常にメッセージ性が強く学び得ることの多いパビリオンでした。
美しい映像を通して海の生き物や環境について学び、全く知識のない子供が想像を拡げ、環境破壊について考えられるきっかけとなりました。
子供も普段使用するような日常生活から出てくるプラスチックごみが、海に流れていくと海の生き物たちがどうなるか…そんなことを子供とはじめて話をする貴重な経験となりました。
大きなスクリーン上で海の生き物たちがプラスチックごみに蝕まれていく様子が描かれた映像は、大人が見てもなかなかインパクトの強い映像でしたが、子供にとっても非常に印象的な体験だったようです。
もともと事前にチェックしていたパビリオンではなかったですが、筆者が計10回以上の万博入場で多数パビリオンを回ったなかでも強く記憶に残っているパビリオンのひとつです。
数あるパビリオンのなかで最優先して入るべきパビリオンではないかもしれませんが…
もし予約がとれるようでしたら、ぜひお子様と一緒に体験してみてください。
まとめ
ブルーオーシャンドームについてまとめました。
海をテーマにした迫力ある演出や学びの要素が詰まっており、子供連れの方にもおすすめです。
これから万博2025を訪れる方は、ぜひ本記事のポイントを参考に、親子で楽しんでみてください。